この注入は、超高層ビルの上部ロビーにある仕上げ用スラブとして、12立方ヤードの花崗岩ベースのコンクリートスラブを対象としたものです。(超高層ビルとは、高さが概ね1,000フィートから2,000フィートの間にある超高層建築物を指します。)この注入は、ゼオライトや玄武岩など異なる原料を使用して他の建物で行われたC-Creteのコンクリートの成功例に基づいて実施されたものです。
花崗岩は、主にケイ素、アルミニウム、カルシウムで構成される非炭酸塩岩であり、これらは地球上で最も豊富に存在する元素の3つです。花崗岩は、体積の点で地球上で最も豊富に存在する岩石であり、ポルトランドセメントの製造に使用される石灰石よりもさらに多く存在します。
さらに、世界のCO2排出量の約8%を占めるポルトランドセメントの製造とは異なり、花崗岩、ゼオライト、玄武岩から作られるセメント結合材は、製造過程でCO2を一切排出しません。
C-Creteの花崗岩ベースのコンクリートは、ポルトランドセメントと同等、またはそれ以上の性能を維持しています。このコンクリートは、5,000 psiを超える圧縮強度を示しています。このコンクリートは、通常のコンクリートと同様のポンプ圧送性、作業性、硬化時間、表面仕上げを示し、機械的特性や耐久性に関するASTM International規格を満たしており、この事実は、第三者機関によって確認されています。重要な点として、これらの性能を実現しつつ、従来のコンクリートと同等のコストを維持しています。
このようにして、C-Creteの花崗岩ベースのコンクリートは、200年にわたり炭素排出量の多い石灰石ベースのコンクリートが建物、学校、病院、その他のインフラの基盤として使用されてきた中で、建設業界が環境負荷を大幅に削減する重要な一歩を踏み出す手助けをしています。
C-Creteテクノロジーズ(C-Crete Technologies)は、超低CO2排出量または負のCO2排出量を実現する次世代のインフラ材料を発明、開発、そして拡大することに取り組む、材料科学のリーディングカンパニーです。環境保護と技術革新に絶え間ない注力を続けるC-Creteは、気候変動という世界的な課題に取り組みつつ、優れたインフラ材料を大規模に提供することを目指しています。
文:デニス・ブレーム
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SOURCE C-Crete Technologies
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