鴻海(フォックスコン)科技集団、TASTI展示会にて宇宙における革新を強力に支援
冠スポンサー、台湾国家宇宙センター(TASA)主催の会議で3日間にわたって講演
台北、2024年12月1日 /PRNewswire/ -- 日曜日、Hon Hai Technology Group(鴻海科技集団(Foxconn、「フォックスコン」)、TWSE:2317)は、世界屈指の電子機器受託製造サービスプロバイダーとして、初となる低軌道(LEO)衛星の軌道上運用技術や宇宙産業チェーンへの足跡を披露するため、第2回となる台湾国際宇宙科学技術産業会議(TAIWAN International Assembly of Space Science, Technology, and Industry、TASTI)への参加に向けて始動します。
今後の通信技術は、高カバレッジ、高信頼性、高接続密度、および低遅延へと向かって進展していくでしょう。フォックスコンが冠スポンサーを務める「TASTI 2024」は、台湾国家宇宙センター(Taiwan Space Agency、TASA)が主催しており、全世界の宇宙技術における最新の革新が展示されます。
TASTIの諮問委員会委員を務め、またFoxconnの鴻海研究院の次世代通信研究センター所長でもあるJen-Ming Wu博士は、「私どもは『新世代の宇宙通信』を中心に、衛星産業の包括的エコシステム構築に向けた業界提携業者との強固な協業の進展をアピールしていく所存です」と、述べました。
フォックスコンのB5Gポリシーグループのシニアディレクターを務めるJesse Chao氏は、「台湾から世界規模へと、宇宙エコシステムの展開を強力に支援していく所存です」とコメントしています。なお、同氏はこの分野における官民連携に関する円卓会議への参加を予定しています。
また、1年前打ち上げに成功した「PEARL CubeSat」の実物大モデルを展示し、軌道上での運用技術についての説明も予定しており、それには太陽追尾モード、地上局上空通過時の標的追尾、安定した三軸制御、地球観測、双方向通信におけるドップラー効果を用いた周波数ずれの補正、および実際の宇宙環境における実験データの分析などが含まれており、衛星システム統合能力を実証します。
なお、同グループの衛星通信業界における連鎖協業による革新も展示予定であり、それにはグループの中核をなすFIH Mobile Ltd(FIHモバイル)とSHARP Corp(シャープ株式会社)の共同開発による低軌道衛星ユーザー端末、子会社Rayprus Holding Ltd(信揚控股有限公司)の開発による地球観測カメラモジュール、Foxconn Interconnect Technology Ltd(鴻騰精密科技)の製造による耐候性接続ハーネスおよび宇宙グレードのコネクタとワイヤーなどが含まれます。
技術提携を行っている半導体メーカーMediaTek Inc.(聯發科技股份有限公司)は、非地上系ネットワーク(NTN)対応のソフトウェア無線(SDR)チップを展示します。加えて、米国を本拠地とするAntaris社は、宇宙探査ミッション向けの革新的なソフトウェアプラットフォームを紹介します。
TASTI 2024にてお会いしましょう:
- 鴻海科技集団(フォックスコン) ブース316
- 12月1日 13:30~15:00 CubeSat産業フォーラム
- 12月2日 15:30~17:00 Spacecraft/Satellite Development(宇宙探査機/衛星開発)(1)(CubeSat技術)
- 12月3日 15:30~17:00 Private Venture and Public Support in the New Space(新たな宇宙における民間ベンチャーと公的支援)
Foxconnについてはこちらをご覧ください。
SOURCE Hon Hai Technology Group (Foxconn)
この記事をシェアする