Seegene、ADLM 2024にてマルチプレックス技術を出展
- 単一のテストから包括的な結果を提供するマルチプレックスPCR検査技術を展示
- 高度なマルチプレックスアッセイと自動検査システムを紹介
- グローバルな技術共有イニシアチブ「SG OneSystem™」事業を紹介
【ソウル(韓国)、2024年8月9日 /PRNewswire=共同通信 JBN】 PCR分子診断のトータルソリューションを提供する韓国の大手企業Seegene Inc.(KQ096530)は、2024年7月30日から8月1日にシカゴで開催された「Association for Diagnostics & Laboratory Medicine 2024(ADLM 2024)」において、「One Sample, Many Answers(一つのサンプルで多くの答え)」をテーマに主要製品とシステムを展示しました。
同社は、単一のテストで複数のターゲットを特定するために設計された高度なマルチプレックスリアルタイムPCR製品のラインナップを発表しました。これらのアッセイには、呼吸器感染症(RP)、消化管感染症(GI)、性感染症(STI)、ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)、および抗菌薬耐性(AMR)の診断のために米国外で販売されているIVDRアッセイが含まれています。Seegeneの検査プロセスは、同社の展示ブースにあるビデオスクリーンでも紹介されました。
Seegeneは、主力のアッセイラインナップに加えて、さまざまな検査ラボの規模やニーズに合わせた多様な自動化ソリューションを提供する、自動検査システム「Seegene STARlet-AIOS™(AIOS)」および「Seegene NIMBUS」を展示しました。
AIOSは、核酸抽出装置、PCRセットアップ、およびPCR機器などの既存の機器をシームレスに統合するモジュール設計を特徴としています。AIOSは、核酸抽出から遺伝子増幅およびデータ解析までのPCR検査プロセスを自動化し、人為的ミスによる汚染を最小限に抑えるよう設計されています。検査サンプルが挿入されると、システムは自動的に検査を実施し、結果を提供します。
Seegeneの取締役副社長 兼 最高グローバルセールス&マーケティング責任者であるDaniel Shinは、次のように述べています。「ADLM 2024は、Seegeneが独自のマルチプレックスPCR技術とアッセイおよび自動検査システムをグローバルにプロモーションする絶好の機会でした。Seegeneは"あらゆる病気のない世界"の実現に向けて、事業を広く推進し、潜在的なパートナーを積極的に発掘することで、世界をリードする分子診断企業としての地位を確固たるものにするよう尽力していきます。」
SeegeneのPCR分子診断技術は、単一のチューブで最大14種類の病原体を同時に検査することができ、複数のチューブを使用したパネル検査で数十種類の主要な病原体を特定することができます。SeegeneのPCR検査技術は、定量情報を提供する能力で高く評価されています。マルチプレックス検査は追加検査の必要性を減らすことで、コストを削減し、時間効率を高めます。
同社はまた、グローバルな技術共有イニシアチブ「SG OneSystem™」事業や、グローバル試薬開発プロジェクト「Open Innovation Program(OIP)」などの長期的な事業戦略を、世界各国からの参加者に紹介するためのビジネスミーティングも開催しました。
■Seegeneについて
Seegene(シージェン)は、マルチプレックス定量PCR技術において23年にわたる研究開発、製造、事業を行ってきた経験を持っており、この技術は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの際に、世界100ヶ国以上で3億4,000万回を超えるCOVID-19検査を提供して注目されました。Seegene独自のシンドロームPCR技術の大きな特徴は、同様の症状を引き起こす14の病原体を単一のチューブで同時に検査し、定量的情報を提供できることです。
■Association for Diagnostics & Laboratory Medicine(ADLM)について
ADLM(旧AACC)は、臨床化学、分子診断、質量分析、トランスレーショナルメディスン、ラボ管理、および進歩する臨床検査科学のその他の分野に焦点を当て、70,000人以上の臨床検査専門家、医師、研究科学者、およびビジネスリーダーを世界中から集め、臨床検査医学を通じてより優れた医療の実現を目指す学会です。1948年以来、ADLMは、科学的な協力、知識、専門知識、およびイノベーションを促進するプログラムを提供し、この分野で共通の利益を推進するために取り組んでいます。詳細については、www.myadlm.orgをご覧ください。
SOURCE Seegene Inc.
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