MODIFI、SMBCアジア・ライジング・ファンドから戦略的投資を確保し、中小企業の対アジア輸出を促進
フィンテックの大手企業が、中国やインドを含むアジア全域での急速な成長を見据え、クロスボーダーB2B決済および貿易金融における地位を強化
アムステルダムおよびシンガポール, 2024年11月7日 /PRNewswire/ -- 後払い決済(Buy Now, Pay Later、BNPL)のB2Bのソリューションの大手グローバル・プラットフォームであるMODIFIは本日、SMBCアジア・ライジング・ファンド(SMBC Asia Rising Fund)が主導し、既存の投資家であるマースク(Maersk)、イタリアの大手銀行インテーザ・サンパオロ(IntesaSanPaolo)、ヘリアド(Heliad)、およびその他の一流のグローバル投資家が参加した1500万ドルの資金調達ラウンドが成功裏に完了したことを発表しました。三井住友銀行(Sumitomo Mitsui Banking Corporation、SMBC)は、日本を代表する銀行であり、アジア太平洋地域でも主要な金融機関です。出資にとどまらず、MODIFIとSMBCは覚書(MoU)を締結し、アジア全域の中小企業輸出業者の国際貿易業務拡大を支援するデジタルソリューションを共同で推進していくことになりました。MODIFIとSMBCは、一連の共同イニシアティブを通じて、革新的なクロスボーダー・ファイナンス・ソリューションで中小企業を支援することを目指しています。
この発表は、シンガポール・フィンテック・フェスティバル(Singapore Fintech Festival)のサイドイベントとして行われ、MODIFIが世界のフィンテック業界でイノベーションを推進していることを示しました。今回の新たな資金注入により、MODIFIの事業拡大、特に同社がすでに大きな進出を果たしている中国やインドなどの高成長市場での拡大が加速されるでしょう。MODIFIのプラットフォームでは、中小企業(SME)に重要な流動性と柔軟な支払い条件が提供され、キャッシュフローの最適化と国際的な事業拡大を支援します。
「今回の資金調達は、当社の事業の強さと、当社の将来ビジョンに対する投資家の信頼を裏付けるものです。」と、MODIFIのCEO兼共同創設者であるネルソン・ホルツナー氏は述べています。「グローバルな商取引が発展する中、MODIFIは最先端に立ち、国境を越えて事業を拡大し、成功を収めるための革新的なソリューションを提供しています。」
MODIFIの急成長により、同社は、クロスボーダー決済および貿易金融におけるマーケットリーダーとしての地位を確固たるものとしました。フィナンシャル・タイムズ紙とスタティスタ(Statista)によって、「2024年欧州で最も急成長しているフィンテック企業」の1社として認められたMODIFIは、2018年の設立以来、1,800社以上の企業による30億ドル以上の国際貿易を促進してきました。このプラットフォームでは、即時の運転資本承認が提供されるとともに、買い手の債務不履行や詐欺から企業を守る統合リスク管理ツールも備えています。
「当社の使命はシンプルです。私たちは、迅速かつ柔軟で安全な決済ソリューションを提供することで、中小企業がグローバル市場で競争し、成長できるよう支援することです。」とホルツナー氏は付け加えました。「今回の新たな資金調達により、当社はグローバルな貿易金融を再定義し、あらゆる規模の企業が流動性を確保し、国際的な成長に必要な保護を得られるようにします。」
「グローバルなプレゼンスを活かしてデジタル時代の国境を越えたサプライチェーンファイナンスを変革することで、MODIFIは中小企業の輸出事業の拡大を容易にサポートできると確信しています。MODIFIと協力し、当社の法人顧客が従来の貿易障壁を乗り越え、機敏かつ柔軟な財務戦略で、グローバルに事業を拡大できるよう支援できることを楽しみにしています」と、SMBCのデジタル戦略部部長の松永圭司氏は述べています。
MODIFIについて
MODIFIは、B2B後払い(BNPL)ソリューションのトップ企業として、グローバルな貿易金融を再定義しています。55か国以上の企業から信頼を得ているMODIFIは、運転資本を最適化し、国境を越えた支払いを合理化する最先端のツールを提供しています。MODIFIは、その広範なグローバルネットワークを通じて、迅速かつ柔軟で安全な金融ソリューションを提供し、企業の国際的な事業拡大を支援しています。高度なリスク管理機能とシームレスな決済プロセスを統合することで、MODIFIはグローバルな商取引における新たな基準を打ち立て、急速に変化する市場であらゆる規模の企業が成長できるようサポートしています。
SMBCとSMBCアジア・ライジング・ファンドについて
SMBCは、日本を代表する銀行の1行であり、コーポレート・ベンチャー・キャピタルファンドであるインキュベイト・ファンド(Incubate Fund )と、SMBCアジア・ライジング・ファンドを共同設立しました。その目的は、アジアで積極的に事業を展開する有望なスタートアップ企業への投資を通じて、事業開発とパートナーシップを加速することです。SMBCグループは、同ファンドを通じて、投資先企業との連携や新たなビジネスモデル・商品の開発を通じて、新技術の発掘・活用を図り、その事業強化と顧客への新たなソリューションの提供を目指します。
写真:https://mma.prnewswire.com/media/2549272/MODIFI_Strategic_Investment.jpg
ロゴ:https://mma.prnewswire.com/media/2549327/Modifi_Logo.jpg
SOURCE MODIFI B.V.
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