カナダ造幣局、カナダの文豪L. M.モンゴメリ氏を記念した新1ドル硬貨を発行
キャベンディッシュ（プリンスエドワード島）, 2024年6月27日 /PRNewswire/ -- カナダ造幣局（Royal Canadian Mint）は、カナダ史上最も多作で広く読まれている作家の一人であるL. M.モンゴメリ氏を記念した新しい1ドル記念流通硬貨を発行します。彼女の生誕150周年を記念して、この硬貨は、モンゴメリ氏の才能とカナダおよび世界文学への永続的な貢献、そして彼女の不朽の名作「赤毛のアン」シリーズやその他の忘れられない作品を通じて、プリンスエドワード島（PEI）やカナダを広く知らしめた役割に敬意を表しています。この硬貨は2024年6月27日から流通が開始されます。
「『赤毛のアン』シリーズはカナダ文学の象徴的な作品であり、カナダ国内外で何百万もの読者を魅了してきました。」とクリスティア・フリーランド副首相兼財務大臣は述べました。「L. M. モンゴメリ氏と彼女の文学的傑作に敬意を表したこの新硬貨は、アンの物語を世代を超えて私たちのポケットに残し続けるでしょう。」
「L. M. モンゴメリ氏の生涯と遺産は、作家を称える初の流通硬貨にふさわしい物語です。」とカナダ造幣局の社長兼最高経営責任者であるMarie Lemay氏は述べました。「アン・シャーリーの象徴的な物語が今でも何十もの言語に翻訳され、舞台や映画に適応されている中で、モンゴメリ氏の物語を世代を超えて共有され、宝物として大切にされる硬貨に描けたことを誇りに思います。」
この硬貨は、モンゴメリ氏が『赤毛のアン』の舞台のインスピレーションとした、パークス・カナダが管理する家屋兼農場であるグリーン・ゲイブルズ・ヘリテージ・プレイスで発表されました。そのアートワークは、プリンスエドワード島のアーティストであるブレンダ・ジョーンズ氏の作品です。この硬貨には、「赤毛のアン」が書かれた頃の愛されるカナダの作家（1874～1942年）のプロフィール肖像画、サイン、そして彼女がサイン時によく添えていた猫の絵が描かれています。
モンゴメリ氏の想像力を伝えるため、硬貨のデザインは、作家が紙にペンを走らせている様子（ポートフォリオとインク瓶で表現）から、モンゴメリ氏の物語の多くのインスピレーションの源であるPEIの農地を眺めるアン・シャーリーの姿へとつながっています。コインを裏返すと、カナダのアーティストであるSteven Rosati氏がデザインしたイギリス国王チャールズ3世（His Majesty King Charles III）の肖像が描かれています。
「私は祖母がカナダ文学と文化に貢献したこと、その強い性格、そして家族に対する愛、誇り、責任感を非常に尊敬しています。」とモンゴメリ氏の孫娘であるケイト・マクドナルド・バトラー氏は述べました。「何百万枚もの流通硬貨に彼女が記念されることは、想像もできないほどの名誉であり、カナダの皆さんが、彼女の物語だけでなく、彼女という人物自体を、私と同じように大切にしてくれることを願っています。」
1874年、PEIのクリフトンに生まれたL. M. モンゴメリ氏は、有名な20冊の小説を含め、何百もの短編小説や詩を発表し、その中には赤毛のアンの物語もありました。最終的には彼女はトロントに定住し、1942年にそこで亡くなりました。モンゴメリ氏は、彼女が愛してやまなかった島であるPEIのキャベンディッシュ墓地に最終的に埋葬されました。
この新1ドル硬貨は、300万枚の鋳造に限定され、そのうち200万枚は着色されており、2024年6月27日に流通が開始されます。この硬貨は、銀行支店や企業が硬貨の在庫を補充する際に、釣銭としてカナダ国民の手に渡ります。
この記念行事をさらに盛り上げるために、カラーバージョンと無色の特別な包装フィルムにそれぞれ未流通の25枚の硬貨が含まれるほか、高級銀貨も用意されます。
これらのコレクターグッズは、本日よりカナダ国内では1-800-267-1871、アメリカ国内では1-800-268-6468にお問い合わせいただくか、オンライン（www.mint.ca/LMM）からご注文いただけます。また、カナダ造幣局のオタワおよびウィニペグのショップ、さらには造幣局の世界的な販売代理店ネットワークを通じてご購入できます。
カナダ造幣局について
カナダ造幣局は、カナダの流通貨幣の鋳造と流通を担当する国営企業です。造幣局は、受賞歴のあるコレクターコインや市場をリードする地金製品、そしてカナダの名誉ある軍事および民間における栄誉を生み出す、世界でも最大規模かつ最も多目的な造幣局です。ロンドンおよびCOMEXのグッド・デリバリー精錬所として定評のある造幣局は、最高水準の金銀精錬サービスも提供しています。環境へのさらなる配慮や安全で包括的な職場の育成に努め、事業を展開する地域社会にプラスの影響を与える組織として、造幣局は事業運営のあらゆる面で環境、社会、ガバナンスの実践を統合しています。
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SOURCE Royal Canadian Mint (RCM)
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