Astronergyの「TOPCon」太陽電池モジュールが、TÜV Rheinlandの3つの世界初認証を取得
上海、2024年6月15日 /PRNewswire/ -- 6月13日のSNEC PV Power Expoにおいて、TÜV RheinlandがAstronergyのASTRO Nシリーズ太陽電池モジュールに対し、「世界初のIEC TS 63126:2020(2 PfG 2971)モジュール認証」、「世界初のIEC TS 63126 PVジャンクションボックス認証」、「世界初のIEC TS 63126 PVモジュールコネクター認証」を授与したことを示したことで、同社モジュールの極端な高温環境下における高い信頼性と安定性が実証されました。
国際電気標準会議(IEC)が策定・発行したIEC TS 63126:2020は、長期にわたり高温環境下で使用されるPVモジュールおよびその交換部品を対象とした専用の試験規格です。これは既存のIEC 61730-2およびIEC 61215規格を補完する重要な位置づけにあり、様々な過酷な気候条件下におけるPVモジュールの信頼性や耐久性をさらに実証し、向上させることが期待されます。
砂漠地域や高山地帯といった特定の環境下では、高度や気候条件などの要因により、極めて高い水準の日射量が得られます。これらの地域は、高効率な太陽光発電システムにとって理想的な日射条件と設置スペースを提供しています。一方で、このような高温環境はPVモジュールの性能に対して、より厳しい要求を課すことになります。
国際的な第三者試験・検査・認証機関であるTÜV Rheinlandによる厳格な試験の結果、Astronergy TOPCon製品の主要性能指標がIEC TS 63126の要求事項を確実に満たしており、優れた性能を発揮することが実証されました。
IEC TS 63126:2020の認証取得は、Astronergy ASTRO N型TOPCon PVモジュール製品が、高い発電効率と安定性を備え、過酷な環境下でも幅広い用途やプロジェクトに適用可能であることを示しています。
この3つの世界初の実績は、技術革新と品質管理の両面で、Astronergyが世界のPV業界をリードする地位にあることを明示しています。中東やアフリカなどの高温環境下の地域市場では、Astronergy TOPCon製品が、現地の顧客にとって最も魅力的な選択肢の1つとなり得るでしょう。
SOURCE Astronergy
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