対象を絞った上市前の科学的アウトリーチにより、治療採用が40%スピードアップ
ヴィーバ・パルスによる新たな調査により、学会と早期キャリアの専門家が患者の転帰に最も強い影響力を持つことが判明
シンガポール、2024年8月22日 /PRNewswire/ -- ヴィーバ・システムズ（Veeva Systems、NYSE：VEEV）は本日、最新のヴィーバ・パルス現場傾向レポートにおいて、対象を絞った上市前の科学的アウトリーチにより、医務担当部署による治療採用への影響が最大化することを明らかにしました。この分析によれば、上市前の科学的活動に投資し、学会を優先しているバイオ医薬品企業は、投資額で劣る製薬企業よりも40%早い治療採用を獲得しています。また、早期キャリアの専門家はデジタルエンゲージメントをさらに頻繁に使用しており、患者に対して新しい治療を開始できる可能性が4倍高くなっています。
アジアにおいては、医療従事者（HCP）は対面でのエンゲージメントを重要視しており、動画、Eメール、電話、テキストやアプリ内チャットといった他のチャネルを上回っています。
また、この地域では、米国、欧州、南部と比較して、動画の利用率が世界最高となる56%を記録しており、より詳細なエンゲージメントをが好まれていることが示されています。
医療従事者は、革新的な新薬や複雑な疾患に関して急速な進化を遂げている科学的エビデンスの特定に役立てようと、バイオ医薬品企業に注目しています。上市前の活動を臨床ガイドライン、出版物、学会を中心とした新たなステークホルダー群に集中させることで、医務担当部署は主たる医療従事者にアプローチし、治療方針の決定を改善できます。
Advanz Pharma社のグローバル・メディカル・エクセレンスおよびオペレーション担当役員を務めるAngela Smart氏は、「医療が一流の科学的オピニオンリーダーに集中できた時代は終焉しました。今やステークホルダーの範疇は拡大しており、従来の専門家に留まらず、エンゲージメント戦略の拡大は不可欠です」と述べています。
ヴィーバ・パルスの最新分析による成果：
- 対象を絞った上市前の科学的活動により、治療採用が迅速化つまり、主となる専門家を学会に参加させ、臨床ガイドラインの策定を支援し、発売前に出版物への掲載を確実に行うことで、企業は他社よりも40%早く治療採用を獲得できるということです。このことは、この段階における医療部署のリソース増強が、上市の成功の追い風となることを示しています。
- 学会活動が臨床判断に影響力を向上上市前の学会活動への投資額が多いほど、承認後の治療に与える影響も大きくなります。臨床ガイドラインや出版物への投資よりも、学会やその後のオンライン会議の方が、科学的認知度を高め、影響力の大きな医学的対話の促進に役立ちます。
- 若手HCPを取り込むことで、新たな治療への理解を促進インターネットに精通した若手の専門家は、患者に対して新たな治療を開始する可能性が4倍高くなっています。また、学会で発言する確率が5倍、オンラインで活動する確率が11倍、出版する確率が7倍高くなっています。
- アジアでは対面でのコミュニケーションが好まれるため、医療従事者のより深い関与が必要直近の四半期では、対面での活動がチャネルミックスの82%を占め、Eメール、電話、動画、ショートメール、チャットといった他のチャネルを上回っていました。同じ傾向が、中小バイオテック企業から大手バイオ医薬品企業まで、業界全体で一貫して見られます。
- 医療従事者との関わりにおけるコンプライアンスに準拠したコンテンツの重要性が継続昨今、クローズドループマーケティング（CLM）向けの対話型視覚資料の使用は対面および動画の双方で増加していますが、これは医療従事者とのより個人的な対話を創出するコンテンツの活用に対する重要性が増加ていることを示しています。
ヴィーバ社のアジア事業コンサルティング部門を率いるShafi Hussain氏は、「複雑な新薬の理解を助ける重要情報を適切なチャネルで提供することで、現場部署が医療従事者のニーズに応え続けることが重要です。当社パルスのデータでは、発売前に科学的エビデンスを効果的に伝えることが、迅速な治療採用の推進に大きく影響することが示されています。医療従事者のニーズは日々進化しており、データを活用して効率性とエンゲージメントを高める戦略の策定が重要です」と語りました。
ヴィーバ・パルス現場傾向レポートについて世界中のバイオ医薬品企業における現場チームの80%以上を対象に6億件以上のHCPとのやりとりと活動を分析したヴィーバ・パルス現場傾向レポートは、業界最大のHCPエンゲージメントのベンチマークです。この分析はVeeva CRMに記録されたリアルタイムの取引データを集めて、ヴィーバ・データ・プロダクツがライフサイエンスのエンゲージメントアクティビティに関する見解を提供しています。データは四半期ごとにヴィーバによってインデックス化され、企業が基準に沿って効果的かつ正確に成果を評価し、継続的な成長と影響のために適切で実施可能な目標を設定できるようにしています。
追加情報
ヴィーバ・パルス現場傾向レポートのダウンロードはこちら：veeva.com/FieldTrends
Veevaビジネスコンサルティングの詳細：veeva.com/BusinessConsulting
LinkedInでVeevaとつながる：linkedin.com/company/veeva-systems
ヴィーバ・システムズについて
ヴィーバは、ライフサイエンス産業におけるクラウドソフトウェアのグローバルリーダーです。イノベーション、製品の優秀さ、顧客の成功に取り組むヴィーバは、世界最大のバイオ医薬品企業から新興のバイオテックまで、1,000以上の顧客にサービスを提供しています。パブリック・ベネフィット・コーポレーションであるヴィーバは、顧客、従業員、株主、サービスを提供している産業など、すべてのステークホルダーの利益のバランス調整に力を入れて取り組んでいます。詳細については、veeva.comを参照してください。
ヴィーバの将来の見通しに関する記述
本リリースには、ヴィーバの製品とサービスに関する将来の見通しに関する記述と、製品とサービスの使用によって達成できることが予想される結果または利益が含まれています。これらの記述は、当社の現在の予想に基づいています。実際の結果は本リリースで提供されているものと大きく異なる可能性があり、当社はかかる記述の更新について一切責任を負わないものとします。2024年4月30日に終了した年度のフォーム10-Qの提出書類において公開されているリスクや不確実性を含め、当社の業績にマイナスの影響を与える可能性があるリスクは多くあります。書類はこちら（当社の事業に影響する可能性があるリスクの概要は35ページと36ページに記載されています）で確認でき、その後のSEC提出書類にはsec.govからアクセスできます。
SOURCE Veeva Systems
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