キャンブレックス、バイオテクノロジー提携企業の製造支援に向けてリリーと戦略的提携を発表
イーストラザフォード(ニュージャージー州), 2024年12月5日 /PRNewswire/ -- キャンブレックス(Cambrex)は本日、世界有数の医薬品開発・製造受託機関(CDMO)として、イーライリリー・アンド・カンパニー(Eli Lilly and Company、以下、リリー)との間で、リリーのバイオテクノロジー提携企業に対し、臨床開発能力への迅速なアクセスを提供するための契約を締結したことを発表しました。
今回の契約を通じて、キャンブレックスは、リリーの初期段階の外部イノベーションおよび提携部門であるLilly Catalyze360-ExploR&Dと提携し、Lilly Catalyze360のバイオテクノロジー提携企業に対して、原薬、製剤、分析サービスラボ、および研究開発(R&D)の専門知識を提供します。
「当社は、外部のバイオテクノロジー企業が製品開発を加速できるよう支援するというリリーのミッションをサポートできることを嬉しく思います。」とキャンブレックスの初期段階開発・試験部門社長であるブランドン・フィンチャー氏はコメントしました。「当社のロングモント施設は、初期段階の小分子化合物を迅速かつ柔軟性を持って臨床試験に進めるために必要なすべてのサービスを、科学的卓越性をもって提供します。当社は、Lilly Cataylze360の提携企業が自社製品を成功に導く効率的な道を歩んでいくことを期待しています。」
Lilly Catalyze360は、Lilly Ventures、Lilly Gateway Labs、そしてLilly ExploR&Dの3つの柱を通じて科学の進展と新興医薬品の支援に取り組んでいます。この戦略的提携において、キャンブレックスは、リリーの外部イノベーションの柱であるExploR&Dと協力します。ExploR&Dは、企業学習、科学的専門知識、そして最先端の研究開発能力を活用し、パートナーの科学的進展を加速させることを目的としています。
この契約に基づく主要なサービスはコロラド州ロングモントで提供され、必要に応じてキャンブレックスのネットワークから追加の支援が行われます。キャンブレックスのロングモント施設は、新薬候補の初期開発を専門としており、プロセス開発や原薬製造から製剤開発および製品製造までを手掛け、非GMPおよびcGMP製造の対応能力を備えています。同時に、当施設では完全な分析開発およびcGMP試験支援も提供しています。
キャンブレックスについて
キャンブレックスは、医薬品のライフサイクル全体にわたる原薬の開発および製造を提供する、世界をリードする医薬品開発製造受託機関(CDMO)であり、包括的な分析およびINDを可能にするサービスも提供しています。
40年以上の経験を持ち、北米およびヨーロッパから世界のクライアントにサービスを提供する2,000人の専門家チームを擁するキャンブレックスは、連続フロー、規制薬物、固体科学、材料特性評価、高活性原薬を含む、さまざまな特殊原薬技術と能力を提供しています。
ロゴ:https://mma.prnewswire.com/media/2236065/5061661/Cambrex_logo.jpg
SOURCE Cambrex
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