歴史的な日にサンディエゴ動物園でジャイアント・パンダが一般公開
ユンチュアンとシンバオの新しい家、Panda Ridgeがオープン
米国と中国の高官らが出席した祝賀式典に続いて
サンディエゴ, 2024年8月12日 /PRNewswire/ -- 21年ぶりに米国に入国したパンダのユンチュアンとシンバオが、サンディエゴ動物園の待望のPanda Ridge居住区のオープニングセ・レモニーに続いて本日、同動物園で一般公開されました。
式典には、Gavin Newsomカリフォルニア州知事、謝鋒駐米中国大使、Toni G. Atkinsカリフォルニア州上院議員、中国野生動物保護協会のSi Ping事務次長、Todd Gloriaサンディエゴ市長など、米国と中国の官民の要人が出席しました。この式典では、中国の音楽およびアート・パフォーマンスや、この機会を祝うために制作されたShepard Fairey氏のオリジナル・アート作品の公開などが行われました。
「ユンチュアンとシンバオを世界に紹介できることを嬉しく思います」と語るのは、San Diego Zoo Wildlife Alliance(サンディエゴ動物園野生生物同盟)の会長兼CEOであるPaul Baribault氏。「来場者は、この素晴らしいジャイアント・パンダたちと触れ合い、この動物の重要性に感銘を受け、信頼できる中国のパートナーとともに、私たちがパンダの保護のために行っている活動について学び、パンダの未来を守るために私たちと一緒に活動することができます。」
「昨年11月、習近平国家主席はサンフランシスコで、中国がパンダ保護で米国と協力を続ける用意があると発表しました」と謝鋒駐米中国大使は述べています。「外交関係樹立45周年を祝う中、ユンチュアンとシンバオがサンディエゴに到着したことは、明確かつ重要なメッセージを伝えました。パンダ保護における中米の協力は今後も続き、民間交流と地域間の協力が止まることはなく、一度開かれた中米友好の扉は二度と閉じられることはないでしょう。」
「サンディエゴ動物園に2頭の国宝を迎えることは、カリフォルニア州にとって誇りであり、気候変動対策から経済開発まで、多くの問題で中国と強力なパートナーシップを結んでいる基盤を反映するものです。」とGavin Newsom知事は述べています。「この象徴的な野生動物を保護するために国際的なパートナーと協力すれば、保全と文化交流において目覚ましい成果を達成し、地域社会と地球に利益をもたらすことができます。」
ユンチュアンは5才のオスで、少し尖った長い鼻が特徴です。母親のジェンジェンは2007年にサンディエゴ動物園で生まれました。シンバオは4才のメスで、最大の特徴は大きくて丸い顔とふわふわした大きな耳です。
6月下旬に到着して以来、2頭は新しく生まれ変わったPanda Ridgeの新しい家に馴染んでいます。改装され、以前のパンダ居住地の4倍の広さに拡張されたPanda Ridgeは、中国の四川省、甘粛省、陝西省のジャイアント・パンダの生息地とその周辺の、息を呑むほど美しい緑豊かな風景からインスピレーションを得ています。
サンディエゴにやってくるジャイアント・パンダの重要性を記念するために式典で公開されたオリジナルの肖像画は、カリフォルニアを拠点とするアーティスト、Shepard Fairey氏によって制作されたものです。Fairey氏は、2008年にバラク・オバマ前大統領の「Hope」キャンペーンのポスターを制作したことでよく知られています。「Friendship Across the Earth(地球をまたがる友情)」と題されたこの肖像画には、サンディエゴ動物園で20年以上暮らした愛すべきパンダ、バイユンが描かれています。グラフィックな表現、地球儀、竹や花の模様とともに、「威厳」、「敬意」、「保護」という言葉が添えられています。バイユンが選ばれたのは、ジャイアント・パンダの保護に対する彼女の功績の重要性を称え、次世代への架け橋とするためです。
今年は、サンディエゴ動物園野生生物同盟と中国野生生物保護協会が保護についてパートナーシップを結んでから30年目に当たります。この協力体制のおかげで、ジャイアント・パンダの保護活動は大きく前進し、国際自然保護連合は2016年、ジャイアント・パンダの分類を絶滅危惧IB類からII類に引き下げました。この取り組みには、ジャイアント・パンダ用の調合乳など、新生児保護技術の開発が含まれています。これにより、保育施設で育てられた子パンダの生存率は、10%未満から90%以上という劇的な伸びを見せました。また、高度な生殖技術や、GPS技術を使用して仏坪国家自然保護区の野生のジャイアント・パンダを追跡するという中国の科学者主導の取り組みに対し、貴重な専門知識を提供することも含まれます。現在も続くこの協力体制は、特に脆弱で孤立した集団であるジャイアント・パンダの個体群の健康と回復力をさらに強化することを目指しています。
本日から、サンディエゴ動物園で公開されるジャイアント・パンダを体験する方法が3つあります。動物園に到着したら、待ち時間を省くために無料の「Giant Panda Timed Ticket(ジャイアント・パンダ時間指定チケット)」を入手する方法、Panda Ridgeのスタンバイ・ラインに参加する方法、特別な「Early Morning with Pandas(パンダと過ごす早朝)」ウォーキング・ツアーを予約する方法です。ウォーキング・ツアーについては、予約受付中です。ユンチュアンとシンバオの詳しい情報や、2頭を見る方法については、sdzwa.org/giantpandasをご覧ください。
サンディエゴ動物園野生生物同盟は、継続的な支援をしてくれた寄付者、特にKenneth C. Griffin氏とPeng Zhao氏に感謝の意を表したいと考えています。同団体は、彼らの先導的な寄付に感謝しています。その行動は、サンディエゴや世界中で人々がパンダの保護活動に加わるきっかけとなっています。彼らの寄付を称え、Panda Ridge内の生息地の1つに彼らの名を冠することになりました。
San Diego Zoo Wildlife Alliance(サンディエゴ動物園野生生物同盟)について
サンディエゴ動物園野生生物同盟は、自然保護を主導する非営利団体として、自然への情熱と、より健全な世界のための連携を作り出そうとしています。同団体は、世界的なパートナーシップを通じて革新的な保存科学を支援します。同団体の野生動物の保護活動、科学的専門知識、協力体制を通じて、44種を超える絶滅危惧種が本来の生息地で息を吹き返しています。毎年、同団体はサンディエゴ動物園とサンディエゴ動物園サファリ・パークで直接来園者を迎えているほか、14か国の小児病院で放映されているテレビ番組「San Diego Zoo Wildlife Explorers(サンディエゴ動物園の野生生物を探る)」などのメディア・チャンネルを通じて150か国、10億人以上の人々に情報を伝えています。こうした活動の成功は、Wildlife Allies(会員、寄付者、ゲスト)のおかげです。
プレス・ルーム:sdzwa.org/PR/pandas-public-debut
リンクに含まれるもの:
- サンディエゴ動物園のユンチュアンとシンバオのBロール(補助的な映像資料)
- サンディエゴ動物園のユンチュアンとシンバオの写真
- サンディエゴ動物園のPanda RidgeのBロール(補助的な映像資料)
- サンディエゴ動物園の式典のリボン・カットの動画
- サンディエゴ動物園の式典のリボン・カットの写真
- サンディエゴ動物園野生生物同盟のPaul Baribault会長兼CEO、Gavin Newsomカリフォルニア州知事、謝鋒駐米中国大使、Toni G. Atkinsカリフォルニア州上院議員、中国野生動物保護協会のSi Ping事務次長、Todd Gloriaサンディエゴ市長を含む話者の写真
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ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/1794894/SDZWA_Seal_RGB_Logo_Logo.jpg
SOURCE San Diego Zoo Wildlife Alliance
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